体温35度台は要改善・34度は危険信号!平熱が低い原因と対処法

こんにちは、ゆのすけです 😀
あなたの平熱は何度ですか?
日本人(成人)の平均体温は36度5分前後ですが、最近は平熱が35度台の人も多くなり、それよりさらに低い34度台の体温の人もいるのだとか。
『別に体温が低いなんて気にしてない』
なんて思っているあなたに警告です!
低体温を改善しないままでいると、病気を誘発する可能性もあるんです。
なぜ体温が低くなってしまうのか?
体温が低いとどうなってしまうのか?
体温が低いあなたも、普通のあなたも、健康と美容のためにぜひ読んでみて下さい。
なぜ体温が上がらず平熱が低いままなのか
体温が低い原因として考えられるのは、
・運動不足による筋肉量の低下
・体温調節機能の低下
・自律神経のバランスの乱れ
などが考えられます。
ひとつずつ見ていきましょう。
運動不足による筋肉量の低下
その証拠に、男性は女性に比べ筋肉量が多いので、必然的に男性の方が体温が高くなっています。
なので筋肉量を増やすためにも、運動して筋肉を鍛えることも大事です。
筋肉を鍛えることで熱生産量を増やすことも出来ますし、運動すると血行も良くなります。
ちなみに、全身の筋肉のうち、70%の筋肉は下半身で占められているので、下半身を中心に筋肉をつけると良いですよ。
下半身の筋肉をつけるのに効果的な運動は『スクワット』です。
スクワットと言っても激しいものではなく、足を肩幅くらいに開き、背筋をできるだけ伸ばしたまま腰を落としていくような、ゆっくりとしたスクワットでOKです。
最低でも一日10回以上は頑張るほうが良いですね。
体温調節機能の低下
私たちは昔と違い、夏も冬もエアコンによって快適な温度で生活することが出来ています。
けれどその結果、私達の体は、体温調節機能が低下してしまっているんです。
エアコンの普及で常に快適な温度で生活できるようになった結果、体温調節機能が低下してしまったんですね。
真夏にエアコンはダメだなんてことは言いませんが(笑)、あまりガンガンに冷やしすぎないことは大事ですね。汗をかくことも体には大切なことですよ。
自律神経のバランスの乱れ
自律神経が乱れた状態が長く続くと、体温も低くなってしまう可能性が高いんです。
なぜなら、自律神経の乱れは血液の酸化を引き起こしてドロドロ状態にさせ、その結果、血行が悪くなってしまうからなんですね。
詳しく見ていきましょう。
あなたは夜更かしや睡眠不足、昼夜逆転、過労といった肉体的ストレスがありませんか?
または、強いプレッシャー、人間関係の悩みといった精神的ストレスがありませんか?
こういった外的、内的なストレスを抱えている時、あなたの自律神経は乱れた状態にあるかもしれません。
自律神経とは、自分の意志とは関係なく、身体の組織を制御する役目を持った神経のことです。
自律神経には交感神経と副交感神経の二つで成り立っていて、
私たちの体は基本的に、
昼と夜で、交感神経(昼間・活動時)と副交感神経(夜・休息時)が切り替わります。
けれど私たちはストレスがかかると神経がある種興奮状態になり、『交感神経』が優位である状態が長く続いてしまうことになります。
そうすると交感神経は過剰に緊張した状態になってしまい、白血球内にある顆粒球(かりゅうきゅう)が一気に増加します。
顆粒球は、本来は細菌に対抗する免疫細胞で、体にとって無くてはならないものですが、増えすぎると厄介なんです。
増えてしまった顆粒球は2~3日ほどしかない寿命を終えると死滅します。そして、その死滅する時に、大量の活性酸素を発生させるんです。
活性酸素がどんなことをするかというと、血液を酸化させてしまいます。
これは機械でいうなら、サビてしまうのと同じことです。
酸化した血液はドロドロの状態になり、血行が悪くなるため、体温は低くなっていきます……
これが、自律神経の乱れによって起こる低体温です。
ちなみに、現代における体調不良や低体温の原因のほとんどは、この、交感神経が過剰に緊張したことによるものだと言っても過言ではありません。
そしてさらに、この血液の酸化はとんでもない事態を引き起こす可能性があるんです。
正常な細胞がガン細胞に変化していく
前述の通り、活性酸素は血液をドロドロにしてしまい血行不良を引き起こすのですが、話はこれだけでは終わりません。
活性酸素が大量発生するとそれらの働きは過剰になって正常な細胞や組織を傷つけてしまい、
その傷が蓄積されていくことによって、正常だった細胞がガン細胞化する危険性があるんです。
本来、顆粒球は、細菌などに対して活性酸素を発生させ、攻撃してくれる免疫細胞です。
けれど、増えすぎると暴走し、不必要な活性酸素を大量発生させてしまい、その活性酸素が正常な細胞まで攻撃してしまうんですね。
低体温は免疫力も低下し、癌細胞が活性化する環境を作り出す
さらに低体温は体の免疫力も低下させ、ガン細胞を活性化させる事もわかっています。
私達の体の中では毎日、5000ものガン細胞が生まれています。
それでも私達が健康に暮らせているのは、私達の体に備わった免疫機能でそれを除去しているからなんですね。
けれど、今の話は、きちんと免疫力が備わった健康な体の場合だけです。
血液は私達の体内の細胞全てに栄養と酸素を送り届けていて、その時に何か異常があれば白血球が攻撃を仕掛け、私達を守ってくれます。
しかし低体温の体は血流が悪くなっているので、細菌などが体内に入った時にすぐに対処できず、遅れてしまう可能性があります。免疫力の低下が起こってしまうわけです。
体温が一度上がると免疫力は5~6倍上がるとも言われるように、健康的に暮らしていくためには、35度台は心もとなく、34度台なんてもってのほか……危険ゾーンだと分かります。
体温が低い原因と低体温の改善方法まとめ
今回の記事で、低体温がどれだけ危ないことかお分かりいただけたのではないでしょうか。
体温を上げるために心がけるべきことは以下のとおりです。
・運動不足を解消し、筋肉量を増やす
・エアコンに頼りすぎない
・自律神経のバランスを整えるため生活習慣を見直す
特に重要なのは自律神経のバランスを整えることですね。
夜、スマホやテレビなどを見て夜更かししていると、いざ眠ろうとしても目が冴えてなかなか眠れなかったりします。
これは交感神経が優位になって、ある種の興奮状態になってしまっているからです。
なので、まずは規則正しい生活、ストレスはできるだけ作らないようにする、そしてスクワットやウォーキングなど運動も心がける……と、順番に出来るところから始めましょう:D
今日も記事を読んでいただいてありがとうございました。
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