ボディソープに保湿を求めるな!乾燥肌・敏感肌には〇〇がおすすめ

こんにちは、ゆのすけです 😀
いきなりですが、あなたは普段どんなボディソープを使っていますか?
また、あなたは乾燥肌または敏感肌で、保湿も出来るような肌にやさしいボディソープを探していたりしませんか?
残念ですが、あなたが使っているボディソープ・そしてあなたが探している理想のボディソープはほとんどないかもしれません…!?
なぜかというと、市販されているボディソープは、あなたの肌に乾燥と肌荒れを起こす可能性が非常に高いからです。
ボディソープが肌に及ぼす危険と、『保湿成分』の罠・・・
それらについて詳しくご説明します。
この記事をきちんと読んでくださったら、あなたの乾燥肌・敏感肌の悩み解消の第一歩になるはずです。
ぜひ楽しみにお読みくださいませ。
界面活性剤が肌バリアを壊し、肌荒れを引き起こす
なぜ乾燥肌・もしくは敏感肌のあなたにボディソープを使ってほしくないのかというと、
市販のボディソープには『合成界面活性剤』が含まれているからです。
では、なぜこれが含まれているとダメなのかご説明しますね。
なぜ合成界面活性剤が含まれているとダメなのか
市販のボディソープやシャンプー、洗剤などには、ほぼ100%合成界面活性剤が入っています。
なぜかというと、合成界面活性剤の性質の一つに『汚れを落とす』という働きがあるからですね。
しかし、この『合成界面活性剤』は、肌にとって毒性がある成分なんです。
どういうことかというと、
合成界面活性剤は、角質細胞の隙間を埋めている細胞間脂質などを溶かしてしまう性質を持っているんですね。
下の図を見て下さい。
この角質層にある細胞間脂質が溶けてしまったら、私達の肌はどうなるでしょうか?
きちんと整列した角質細胞は崩れていき、角質層そのものも破壊されてしまいますよね。
角質層は肌バリアの役割があり、肌を外部の刺激から守ったり、肌内部の水分量を保ったりしています。
なので肌バリアが破壊されてしまうと、
・ちょっとしたことで肌が荒れやすくなる
・肌が乾燥してカサカサになる
など、典型的な敏感肌・乾燥肌になってしまうわけです。
また、このような界面活性剤は、きちんと洗い流したつもりでも肌に残留してしまうことが多く、それも肌荒れの原因になります。
なので、もしもあなたが敏感肌や乾燥肌なら、極力使うべきではないですし、
むしろあなたのその肌の悩みは、あなたが使っているボディソープや洗剤などが原因になっている可能性もありますね。
“保湿成分配合” “肌にやさしい” は信用するな
また、最近のボディソープには、『保湿成分が洗い流されず肌に残り、お肌しっとり』というような商品も発売されています。
一見、乾燥肌に優しそうな謳い文句ですが、これはむしろ乾燥肌・敏感肌にはアウトです。
なぜかというと、
このような『肌に残留する保湿成分』というのもまた、界面活性剤の一種だからです。
下の図を見て下さい。
このように、市販のボディソープやシャンプーに使われている『汚れ落とし成分の界面活性剤』は、マイナス(-)に帯電しています。
そのマイナスを、リンスや柔軟剤に含まれるプラス(+)で中和することによって、ギシギシ感がなくなったり、柔らかくなったりします。
なぜこんな話をしたのかというと、
実は、『洗い流されない保湿成分が入ったボディソープ』というのは、上の図でいうところの『陽イオン界面活性剤』が使われているんですね。
つまり、この界面活性剤のプラス(+)の作用によって、肌がしっとりとしたように感じるわけです。
しかし実際は、そのしっとり感は界面活性剤が残留したものになります。
ただでさえ界面活性剤が肌に残留することは良くないというのに、『界面活性剤を残留させるように作っている』ボディソープを使ったらどうなるのか――
もちろん前述の通り、肌バリアを壊し、肌の乾燥や肌荒れを起こす原因になりますね。
なので、ボディソープなどは極力使わないようにしていったほうがあなたのためです。
……と、ここまでお話ししましたが、あなたはもしかすると
『ボディソープ全般がダメなら一体何で体を洗えばいいの?』と思っているかもしれませんね。
ここで私が、乾燥肌・敏感肌のあなたにオススメするのは、『基本、お湯で洗う』です。
基本はお湯洗いのみでOK
私達の皮脂(油)は、お湯だけでほぼ8割落とすことができます。
そして、お湯のみにするとちょうど良いくらいの皮脂量が肌に残るので、肌にも良い効果があります。
なぜなら、私達の皮脂は、肌を綺麗に保ってくれる『皮膚常在菌』のエサとして必要だからです。
関連記事:
肌を綺麗にするただ1つの方法・皮膚常在菌で肌荒れ乾燥のない美肌に
多くの人は、わざわざボディソープなどで肌バリアを壊しながら、『乾燥する』と言ってクリームやオイルを塗っています。
そんなことをせずにお湯で洗うだけにすれば、界面活性剤によって肌バリアを壊すこともなく、皮膚常在菌にとって住みやすい状態の肌を保つことが出来て、あなたの肌はどんどん綺麗になっていくわけですね。
どうしても汚れてしまった時は純石鹸で
……と、そうは言っても、『機械油で汚れてしまった』なんて時はさすがにお湯では落ちません。
そんな時は、市販のボディソープではなく『純石鹸』を使って下さい。
純石鹸は界面活性剤の仲間ではありますが、ボディソープなどと違って、毒性のある化学物質を使っていません。
つまり、自然界に存在するものしか成分として使っていないんですね。
(ちなみに純石鹸の成分は、『成分:石けん素地』と、たったこれだけです)
しかも、石鹸は洗い流すときに水が加わると、とたんに界面活性作用が失われます。
分かりやすく言うと、石鹸の洗い残しが少しあったとしても、肌に悪さをしないということです。
その上、きちんと泡立てた石鹸は洗浄力がとても高いので、機械油だとしても洗い流す事ができます。
この三点から、どうしても頑固な汚れを落としたい時は石鹸を使うのが良いということになりますね。
ボディソープの危険性と今後の提案まとめ
今回はボディソープのお話でした。
これは乾燥肌・敏感肌の人たちだけでなく、普通肌の人にもおすすめな方法なので、ぜひ一度試してほしいですね。
また、ボディソープなどを使わずに『塩浴』をするのもおすすめですよ。
塩浴では塩の飽和水溶液(限界まで塩を溶かしたもの)を使うのですが、人によっては古い皮脂などがベタベタと出てきたりして、肌にたまった汚れをスッキリさせることが出来ます。
また、塩の浸透圧によって発汗を促すことも出来るので、肌の代謝もよくなります。
⇒塩浴で肌が生まれ変わる!顔や髪にも効果抜群な理由とやり方をご紹介
詳しいことはこの記事に書いてますので読んでみて下さい^^
ではでは、今日も記事を読んでいただいてありがとうございました。
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